Joe Okuda Presents. Live show with Nature sound, dance and koto.

6.27.2011

Making of Nature Shock in Hawaii Vol.5

Making of Nature Shock in Hawaii Vol.5


3人の初顔合わせ・・・・リハーサル

「Joe Okuda氏のライブスタイルはぶっつけ本番が基本」という話は聞いていましたが
今回はそういうわけにもいかず。
ダンサーの那須シズノさんと、琴の奏者、渡邉志保さんは、3月末から数回にわたりリハーサルを重ねており、Joe氏が加わることでライブの構成を決めることになっていました。

ハワイに到着した翌日、Volcano Villageにある那須シズノさんのスタジオに集合。
早速、琴の渡邊志保さんと共に、用意した作品を披露してくれました。
美しいVolcanoの森が、スタジオの鏡に映り込み、まるで木立の中で踊っているように見えました。

さて、Joeさんは、その様子を見ながら細かくメモを取っています。
シズノさんと志保さんは、ちょっと不安そうにしながらも、練習の成果を見せてくれます。
私は録画を続けながら、この3人がどんな作品を作り上げるのか、ドキドキしながら待ちました。
琴の音色は、こんなに大きいものなのかと驚きつつ。。。


3つの作品が終わり、3人がほっと一息。
Joeさんはメモをとりながら無言で頷いていました。
「いかがですか?」とシズノさん。
志保さんは静かに座ったまま。
Joeさんは「いいですね〜。大丈夫、これで行きましょう!あとは順番と構成を考えて次回のリハーサルでまとめます。」と一言。
えええ、それで終わりですか?と一抹の不安を覚えながらも、構成はJoeさんにお任せして。。ということで、ランチになりました。
拍子抜けのシズノさんと志保さん。笑顔のJoeさん。


さわさわと、Volcanoのひんやりとした風がオヒアの木を揺らします。
空は真っ青。
鳥の声が遠く近くに聞こえます。
シズノさんのお手製のスープとパスタ。デザートはプディング。
ALOHAのおもてなしは最上級の笑顔と楽しいおしゃべり。

次のリハーサルでは、しっかりと構成もまとまり、本番を待つのみとなりました。
シズノさんのプロフェッショナルな洞察力で、「美しき神宮の森」にぴったりのダンスが散りばめられた作品。
神宮の森の映像を生かし、日本の四季折々の音と風景をお客様に伝えなければならない、
ダンサーとしては難しいチャレンジだったと思います。
Joeさんのアレンジで、志保さんの琴も引き立ち、見せ場も十分です。



二回目のリハーサルの後は、大根&鶏団子鍋を囲みました。
ハワイで鍋!Volcanoの夜は寒いくらいですから、鍋も楽しめました。
シズノさんとJoeさん、酔いが回ると大阪弁のおしゃべりが尽きません。
酔の周りの速さとともに、二人がハワイ島で出会うまでの時間が、早口で語られます。
不思議な縁で同じ舞台に立つことになった二人。
きっと、ハワイ島の神様、ペレが導いてくれたんだろうなぁと、数日後の本番を前にペレに成功を祈らずにいられませんでした。



さぁ、そして、本番は?
すでにご紹介したブログを御覧ください。

第一回 Joe Okuda`ネイチャーショック`開催

第二回 `ネイチャーショック` 開催! Volcano Art Center

予告・・・7月2日(土曜日)のJoe's Barでは、ハワイ島でのイベントのご報告をする予定です。音源や写真、もしかすると、ライブの動画も間に合うかも?
どうぞ、お楽しみに!

「地球ラジオライブ」From Joe's Bar at マイバックページズ
JR代々木駅より徒歩1分
※7月2日(土曜日)※18時頃から開始予定。。。だらだらと始めます。
沢山のお客様のご来店をお待ちしております!

6.06.2011

Making of Nature Shock Vol.4

Making of Nature Shock Vol.4
フリッツ君登場!

ハワイ島は自然音の宝庫。
宿泊先であるKalapanaのバケーションレンタルは、住宅地にあるものの、家の前は海。
波の音が絶え間なく聞こえます。
貿易風が庭の木々を揺らし、パームツリーやティーツリー、バナナの木が、サラサラと乾いた音をたてます。
そして、ちょっと離れれば、うっそうとした熱帯雨林が広がり、そこに降る雨や鳥の声は、日本のそれとはまったく異なる音。
Joe Okuda氏とパートナーであるフリッツ君は、到着早々に「お仕事」開始しました。
借りていた家のラナイ(テラス)にフリッツ君をセット。
高性能のデジタル録音で、まるでその場にいるかのような音を記録します。

翌日、ハワイ島の代名詞でもある「キラウエア火山」を含む「火山国立公園 Volcano National Park」へ。
シズノさんの家にあるスタジオでリハーサルです。
その合間を縫って、公園内で行われているHula(フラ)の録音へ行きました。
真っ青な空。広々とした芝生の公園に、Hula専用の舞台がセットされていました。

この日は、Earth Day。
それにちなんだHulaが、Waimea のHalau(ハラウ/フラの学校)によるパフォーマンスによって踊られました。
この地球に生まれたことを尊び、大地を愛し、自然を大切にする。
いつも「生かされているのだ」ということを忘れず、生をさずけてくれた両親に感謝する。
先生がゆっくりとお話しします。



さて、ここでフリッツ君登場。
Halauの先生に許可をいただいて、録音の準備です。
観客の皆さんは。。。。突然現れた人の頭のダミーに、興味津々。

もちろん舞台上の子供たちも、な〜に?あの頭!!!です。


Joe氏は少し離れたところでモニターしながら録音です。


録音された音は、ライブ会場であるVolcano Art Center のスタッフにも聞いてもらいました。
その、鮮明な音にびっくりのTanyaさん。

約30分の舞台。
さて、踊っていた子供たちは。。。集中できたのでしょうか?


きっと、いつも以上に真剣に踊っていただろう、子供たちの顔が頼もしかった、Volcanoの午後でした。


Vol.5へ続く
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Vol. 5 。。。予告
 
「リハーサルやるの?」Joe Okuda氏はリハーサルが苦手です。
ライブイベントにリハーサルは必要だと、私は思っていましたが。
さて、3人のアーティストがそろう「初顔合わせ」の日。
リハーサルは苦手だと言うJoe Okuda氏、どんな場面が繰り広げられるのでしょうか?

6.02.2011

Making Of `Nature Shock in Hawaii` Vol.3





Making Of `Nature Shock in Hawaii` Vol.3」<

        日本とハワイのために

3月11日。
朝からうす曇の東京。
その日、那須シズノさんが、日本でのライブを行うために来日しました。
彼女が関西へ向かう前に、5月のライブの打ち合わせを行うことになり、午後4時に池袋のホテルで待ち合わせとなりました。
1時過ぎ、シズノさんから成田空港到着と電話。
二人の40数年ぶりの「再会」は、数時間後に迫っていました。
出来上がっていたチラシなどを用意し、さて、スタジオを出発をしましょうという2時半過ぎ。
ミシ、ミシっと不気味な音と体験したことの無いような強い揺れが始まりました。
甚大な被害と犠牲者、今も続く悲しみと苦しみを生んだ「東日本大震災」。
日本が、世界が変わってしまった日。
私たちは、DVDやCDが散乱するスタジオの窓から、呆然と、不気味なグレーの空を見上げていました。
その後のいきさつは、それぞれの方たちが体験していたことと同様に、私の記憶にも深く刻まれました。
家族や友人と連絡が取れないもどかしさ。
入ってこない情報へのいらだち。
続く大きな余震。


混乱の当日、シズノさんから、一度だけら電話が入り、無事は確認できました。
ところが、その後はまったく連絡が取れないまま、数日が過ぎました。
後でわかったことですが、彼女は東京へ向かうリムジンバスの中で震災に遭い、
箱崎ターミナルに海外から来た乗客が集められ、体育館のような場所で一夜を明かしたそうです。
結局、彼女はその後、不安を抱えながら関西へ。
ところが、震災の影響でイベントはことごとくキャンセルになり、彼女は予定を変更してハワイへ帰りました。
Joe氏とシズノさんの40数年ぶりの再会は、震災のためにかなわず。
ハワイへと持ち越されました。


ハワイからは、地震直後からお見舞いと気遣うメッセージが寄せられました。
実は、ハワイ島のKONAという町も、同じ地震を原因とする津波で被害を受けていました。
以下のYou Tube動画は、実際に津波がKonaの街を襲ったときのものです。







Alii Driveという町のメインストリートが冠水し、沢山のホテルやお店がしばらくの休業を余儀なくされました。
Hilo側でも、地震直後に避難勧告が出て、海沿いに住む友人たちは、車に貴重品を積んで着の身着のまま高台へ逃げたそうです。
そんなこともあって、今回の日本の震災は、ハワイの人たちにとっても、人ごとではありませんでした。
「KOKUA FOR JAPAN!」と題して、様々な機関でのハワイでの募金活動は、すぐに始まりました。
でも、チャリティやボランティア活動は、災害から時間がたてばたつほど忘れられてしまいがち。
そして被災地から距離がはなれれば、離れるほど、同じように風化してしまう。
継続してゆくのが難しいもの。しかしながら、今回は違います。


「原発」
「メルトダウン」
「制御不能」
「汚染水が海へ」


日本だけでなく、世界中に大きな影響をもたらして、今もなお、日々私たちは被爆におびえているわけです。
その心配は、海外でも同様。
ハワイ島でも、福島原発由来の放射性物質が牛のミルクから検出されるなど、日本とはレベルの差はあれ、危険にさらされている。
でも、イベント準備のやり取りのメールの中では、必ずといっていいほど、気遣いの暖かい言葉が聞かれました。
世界の大気と海を汚している原発の事故。
本当なら非難されるべき立場であるかもしれないのに、毎日、応援してもらっている。
きっと、お互い勇気と希望を与え合える。
「このライブイベントを成功させるためには、どんな協力も惜しみません。」
力強い言葉をもらい、前進することを決めました。


ウエッブサイトやチケットも完成。
長年の親友である、Randy、カフェ100のオーナーのGail、ツアー会社のMaikai Ohana Toursの協力もあり、チケット販売の準備もできました。


あとは現地での最終手配とリハーサル、そして本番へ。
様々なトラブルへの挑戦、そしてこれからの日本への不安。ライブイベントの成功への意気込み。
複雑な思いを抱えたまま、4月21日(木)ハワイへ向かう飛行機に乗り込みました。


Vol.4へ続く
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Vol. 4 。。。予告
 

ハワイ島到着。
青空と青い海。
甘い花の香りを運ぶ、Trade Winds~貿易風。
さて、Joe Okuda氏の録音と撮影活動、開始です!